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平成27年度 星槎国際高等学校 インターンシップ報告【1766名の生徒が実施】

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平成27年度も、全学年約5000名中の、1766名の生徒がインターンシップにトライし、数多くの皆さまにお世話になりました。

この数字は、全国の高等学校の中でも極めて突出しています。星槎では全国の高校生全員が、3年間の高校生活の中で、以下の3つのステップを踏み、実践に至ることを目標に、インターンシップの場面を創っています。

 

ステップ1

体験編「社会に影響を与えている人を知り、関わる」

一般的なインターンシップは、生徒が社会を知るきっかけとなることを目的としています。ゆえに、殆どの学校は、目標となるような立派な業績の方の講演や、関わりをもたせたりします。もちろんこれも大事です。星槎でも同じような取組みをしています。憧れ、感動、そして興味、関心を通したきっかけ作りです。但し、この一時的な場面作りはだれにでもできることであり、インターンシップの第一歩にすぎません。

 

ステップ2

経験編「地域社会に生きる人を知り、関わる」

星槎では、「3年間まるごと進路指導」のもと、学校が所在する街にあるすべてのコンテンツをインターンシップの機会として捉えます。農業、漁業などの一次産業からサービス業に至る産業全般、教育、社会福祉、文化芸術団体、伝統技術・芸能そして行政など、1年間365日、全国どこかで毎日だれかがインターンシップに参加しています。但し、この場面作りも、学校が意識すればできることであり、目標の途中にすぎません。

 

ステップ3

日常・文化編「あらためて家族を知り、関わる」

星槎のインターンシップは、日常を振り返る、家族を振り返る、すなわち本物は足元にあり、日常の中にこそあることを伝えることが目的です。生徒が口に出さなくても、「うちのお父さんやお母さんが毎日働いていることも、本物なんだ!」と感じてくれることが理想です。また、生徒の中には、家庭の事情で、日常的に家事や介護を行っている生徒、あるいは働いて、家族を支えている生徒がいます。学校がなかなか目を向けにくい、こうした直接、生命を助ける取り組みにもスポットをあて、専門的アドバイスと意義を伝え、しっかりと評価することも大切にしています。

 

体験を重ねて経験へ、経験を重ねて日常の生活文化へ、そして社会文化へ。本物は足元にある。星槎のインターンシップは、人の生命と人生を捉え、さまざまな困難があっても「どうやって豊かに生ききるのか」を思考するキャリア教育の本質を大事にしています。

 

 

 

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