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子どもたちを見守りつづけた、コマチ、旅立つ(星槎学園 湘南校)

2018年4月11日(水)朝方、湘南校で私たちを見守り続け、みんなに愛された、アイドル猫「こまち」が天国へ旅立ちました。湘南校はとてつもない悲しみに包まれました・・・。

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こまちは、捨て猫でした。およそ 20 年前、湘南校 1 期生の生 徒会長が 3 年生の時に、学校に連れてきてくれたそうです。こまちの兄弟、ひかりも一緒にやってきて、やんちゃなひかりとは対照的に、人懐っこく、優しく、美人な猫だったそうです。

こまちは最近はずっと校舎の中で寝ていることが多かったのですが、お出かけすることもあり、夜になってやっと帰ってくることも。でも朝帰りはせず、毎日ちゃんと帰ってきましたよ(笑)。

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校舎の中では、いつも生徒や職員のそばにいました。授業中、突然机の上に乗ってきたり、プリントの上に乗って勉強を邪魔をしたり。冬になると知らない間に生徒のマフラーやコートにくるまり、甘えていました。テスト中にこっそり入ってきて、大きな声で「ニャー」なんて言うこともありました。職員会議にもいつでも参加(笑)。職員の机の上をうろうろして、暖かい場所や居心地の良い場所を探しては、ところ構わず熟睡したり。そうそう、パソコンを打つ手の上に乗っかることもありました。最近ではビニールのガザガザという音を、“おやつ”だと思って近くにやってきたり・・・。悲しい思いをしている生徒や職員の気持ちを不思議と察知し、その日はずっと寄り添ったり、膝に乗ったり、優しく、悲しみを癒してくれたことも、よくありましたね。

あげればきりがない、こまちとの思い出です。生徒の皆さんも思わずくすっと笑ってしまうかわいいこまちを思い出すのではないでしょうか。

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こまちは今年の春休み頃から体調を崩すようになり、思うようにジャンプできなかったり、足腰も弱ってきてしまいました。私たち職員もとても心配をし、なんとか、みんなの登校までは22期生の入学までは...と看病していました。

さすが、こまち。ちゃんとみんなを待っててくれたね。みかん校舎の、富士山の見えるガーデンテラスにお墓を作りました。

ひかり(2016年3月に天国へ)には会えたかな?ちゅーるは食べてる? かつお節は食べ過ぎてない?

20年間、湘南校にいてくれて、みんなを癒してくれて、支えてくれてありがとう。

 今まで本当にありがとう。天国で見守っててね。

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