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「命の授業」シリーズ。今回はリアルな動物から「命」を学ぶ。星槎の中・高・大連携・地域連携によるオンライン授業が開催されました。

Withコロナの時代を迎え、あらためて「共生」を科学することが求められています。日本で唯一の「共生科学部」を持つ星槎大学と、約50年にわたりインクルージョン教育の実践を続ける星槎国際高等学校・星槎もみじ中学校などが連携し、「旭山動物園×SEISA オンライン授業 動物から学ぶ『いのち』」と題した特別授業を開催しました。
(星槎国際高等学校 旭川キャンパス・星槎大学札幌分局主催)

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当日は、北は旭川、南は沖縄まで、「動物が好き」「動物園で働いてみたい」といった興味関心をもつ生徒を中心に、全国200名以上の中高生が参加。10年にわたり星槎大学の教員免許更新講習にてお世話になっている旭山動物園を舞台に特別授業が展開されました。

星槎オンライン授業風景

動物のありのままを知ってほしい” “動物園を個性・多様性について考える場所にしたい”という考えのもと、「行動展示」と呼ばれる演出を取り入れ、閉園の危機にあった旭山動物園を、上野動物園をしのぐほどの動物園にまで復活させた、園長の坂東元先生、教育担当の佐賀真一先生、そして途上国における自然保全プロジェクトに従事した経験を生かし、地球との共生にまつわる学びを担当する星槎大学の坪内先生、そして自称・動物ハンターの星槎大学事務局 依田さんも特別講師として参加。

星槎オンライン授業風景2

「人間が動物の時間に合わせる」

はじめは、カバの時間に合わせたプログラムで予定していましたが、カバがなかなか起きて来ず、急きょオランウータンにスポットをあて、実際の生中継を交えながら実施しました。オラウータンの家族間の関係や野生のオランウータンの状況など、リアルで貴重なお話をいただきながら、動物の共生、自然との共生、そしてそこからつながる、COVID-19との共生について、全国の中高生がともに考えました。ご協力いただきました全てのみなさま、ありがとうございました。

星槎ではこれからも、中学校、高等学校、大学などの垣根を越えて、学びの資源をさまざまにつなぎながら、興味関心があることをとことん学べるシームレスな学びの環境作りを大切にしていきます。
そして、次回は何としてもカバに合わせたプログラムを成功させたいと考えています。

星槎国際高等学校 旭川キャンパス http://www.seisa.ed.jp/asahikawa/
星槎大学 札幌分局 http://www.seisa.ac.jp/seisahokkaido/

 

 

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