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星槎大学大学院博士課程2年の神山直子さんがハンセン病回復者の個人史を編集して出版しました

星槎大学大学院博士課程2年の神山直子さんが、ハンセン病回復者で「語り部」として長年に
わたって活躍してきた平沢保治氏(94歳、吉川英治文化賞・東村山市民栄誉賞等受賞、筆名:三芳晃)が国立療養所多磨全生園の機関誌に全40回にわたって連載した「個人史」を編集し、このほど出版しました。
 
三芳晃『多磨全生園 ぶらっと万歩計-74年を生きて-』(私家版、2021年7月刊、267頁)
 
神山さんは全生園のある東村山市で、小学校教員を経て教育委員会で指導主事として勤務した関係で氏と出会い、それから20年間の交流を通じて氏の人間性に感銘し、「語り部」の「語り」を道徳教育や人権教育に反映させられないか、との問題意識を抱いて、博士論文に取り組んでいます。氏の70年以上に及ぶ全生園内外での個人史は、神山さんに編集作業が委ねられ、ようやく私家版として出版されました。博士論文の指導助言に当たる今津孝次郎教授は、同書巻末に「解説」を寄稿しています。

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