福祉スポーツ指導員
福祉等の現場にスポーツの力を

現在、高齢者あるいは障がい児・者に対して、体を動かすだけではなく、勝敗による楽しみやコミュニケーションツールとしてのスポーツのニーズが高まっています。
本プログラムでは、福祉現場で体を動かすことの楽しさはもちろん、競い合う楽しさやコミュニケーションスキル向上を目指したスポーツの指導や支援の専門家を養成していくことを目的としています。初級から上級までの3つの段階があり、初級資格である福祉スポーツサポーターから上級資格である福祉スポーツインストラクターまですべて取得することで、福祉スポーツ指導員の資格を得ることができます。
福祉分野でスポーツの特性をいかして働くことを支援するプログラムですので、福祉業界で働きたい、または働いている方、そして、教育・児童関連の仕事に就きたい方や指導者としてのスキルを身につけたい方におすすめの資格です。

こんな方におすすめ
- 福祉業界に興味のある方、働きたいもしくは働いている方
- 現職教員の方、その他、教育、医療の分野に従事されている方
- 指導者としてのスキルアップを目指されている方
- 児童関連の仕事への就職をお考えの方
- スポーツが得意で、今後スポーツを仕事にいかしていきたい考えている方
履修資格
正科生または科目等履修生いずれの区分でも履修可能です。
初級資格 福祉スポーツサポーター
福祉スポーツリーダーと協力して、配慮が必要な人に対してサポートすることができる。
認定要件
①動画視聴 「福祉スポーツサポーターとは」
②3科目の修得 「レクリエーション概論」「救急処置法」「共生のための福祉」
③6時間以上の福祉現場でのボランティア活動後、レポートの合格(ボランティア活動後に作成・提出)
①〜③の要件充足後、申請に基づき修了証を発行します。
中級資格 福祉スポーツリーダー
高齢者や障がい児に対して、福祉スポーツプログラムの作成および指導をすることができる。
認定要件
①動画視聴
②3科目の修得 「スポーツマネジメント」「コミュニティスポーツ論」「貧困と社会的養護」
③48時間以上の福祉現場での実習後、課題(福祉スポーツのプログラム案の作成)の合格
中級まで取得した方には、申請に基づき、履修証明プログラムの「履修証明書」を発行いたします。
上級資格 福祉スポーツインストラクター
福祉スポーツリーダーの考えたプログラムや指導内容を検証し、福祉スポーツリーダーを統括することができる。
認定要件
①特別講座(福祉スポーツ)の修得
②50時間以上の福祉現場でのスポーツ指導実習後、レポートの合格(福祉スポーツの課題解決について)
上級資格まで全て修了した方は「福祉スポーツ指導員」として一般社団法人星槎グループが認定します。
履修証明プログラム取得要件
区分 | 資格取得要件 | |
---|---|---|
初級 | 動画視聴「福祉スポーツサポーターとは」 | |
3科目の修得 | レクリエーション概論 | |
救急処置法 ★ | ||
共生のための福祉 | ||
6時間以上の福祉現場でのボランティア活動 ★ | ||
総まとめレポートの合格 | ||
中級 | 動画視聴「福祉スポーツのプログラム」 | |
3科目の修得 | スポーツマネジメント | |
コミュニティスポーツ論 | ||
貧困と社会的養護 | ||
48時間以上の福祉現場での実習 | ||
課題(福祉スポーツのプログラム案の作成)の合格 |
- 中級まで修了することで履修証明プログラムの「履修証明書」を発行することができます。
履修証明書の発行にあたり、★印のついている「救急処置法」「6時間以上の福祉現場でのボランティア活動」は他大学で修得した場合や以前の経験であっても発行が可能です(証明書類の提出が必要です)。
学納金について
学納金内訳 | 正科生 | 納入時期 |
---|---|---|
入学検定料 | 10,000円 | 出願時 |
入学金 | 30,000円 | 入学時 |
登録料(年間) | 5,000円 | 入学時 |
初級 | 60,000円 | 履修科目登録の確定後 |
中級 | 55,000円 | |
上級 | 25,000円 |
- 中級では、別途実習費用が必要となります。
- 別途、初級、中級の修了証は各1,000円、中級修了時の履修証明書は3,000円、福祉スポーツ指導員修了証は3,000円が必要となります。
- 教材費、編入料(編入学した場合)が別途必要になります。
履修証明プログラムとは
社会人等を対象とし、専門的分野での体系的な学修を修了したことを法に基づいて証明することを「履修証明プログラム」と言います。学校教育法第105条に定められており、再就職やキャリアアップに役立つ教育プログラムです。また、目的や内容に応じては、各種資格、職能団体や企業との連携も期待されており、学修の成果を職業キャリアに活かすことから、「職業能力証明書(ジョブ・カード・コア)」としても位置付けられています。
本学の履修証明プログラムを修了すると……
- 所定の手続きにより、「履修証明書」を交付します。
- 専門的な知識や技能を有することの証明として履歴書に記載することも可能です。
- 本学では、福祉スポーツ指導員のほかに、「支援教育専門士(履修証明プログラム)」の取得を目指すことも可能です。詳しくは、こちら。