入学おめでとうございます。

星槎大学 2021年度新入生の皆様

ご入学おめでとうございます。

新入生の皆様へ、ご入学のお祝いをWebよりお届けします。

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メッセージ

新入生の皆様へいただいたメッセージをご紹介します。

※令和3年4月9日現在までにいただいた祝電・祝文となります。




新入生宣誓

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  • 学長告辞 山脇 直司(やまわき なおし)

     

  • 星槎大学ならびに大学院に入学された皆様、本日はおめでとうございます。

    今回の入学式は、新型コロナウィルス(Covid-19)が依然として収束せず、その見通しも立っていないという状況の中で迎えました。一都三県の緊急事態宣言が解除されてもそのリバウンドが起こりつつあるほか、他の地域でも感染が拡大し、さらに、より感染力の強いウィルスの変異株が広がりつつあります。
    そうした中、日本の多くの大学では、対面の入学式を敢行していますが、本学は、感染拡大のリスクを極力軽減すべく、昨年同様、今般の入学式でも、止む無くZOOMを活用し挙行することにいたしました。
    皆様ご存知のように、本学は共生科学部から成る大学と、教育学研究科と教育実践研究科から成る大学院で構成されています。今年度、学部には、全国各地から1459名の方が入学されました。その年齢層も70代から10代の方まで幅広く、社会人の方々も多く含まれております。また星槎大学院は、今年度、教育学研究科博士課程には1名、修士課程には34名、教育実践研究科修士課程には24名が入学されました。
    皆様が星槎に入学された動機は、たとえば、子供や生徒たちとのかかわり方を学び直したい、教員や福祉関係の免許を取得したい、教育問題、医療・福祉問題、環境問題、国際問題などを深く考えたい、現場で自らが経験している多くの問題を解決する道を探求したいなど、様々でしょう。そして、高校を卒業したばかりの方、教育、医療、福祉、行政、NPOなどの現場で働きながら学びを深めたい方、退職されてから生きる意味と学びを深めたい方、何らかの事情で大学進学ができなかったけれども晴れて入学された方など、様々なバックグラウンドをお持ちでしょう。
    本学が他の大学と異なるのは、共生という一つの理念で結ばれた大学だという点です。インクルージョン(排除しないこと)というキーワードが非常に重要な「教育」と「福祉」の分野はもとより、「人と自然との共生」「人と国際社会」との共生がどれほど大切かは、今、世界中の人々が一致団結して戦っているコロナウィルス問題で一目瞭然です。そして、一般に「競争」を連想するスポーツの分野でも、最近は「共生体育」という理念が重要になってきています。そのような共生社会を目指す理念で結ばれながら、教育、福祉、環境、国際関係、スポーツなどの分野に関する広い知力、共生する心の耕作、様々な問題を前向きに解決しようとする課題探求能力の育成などを本学は目指しています。そして、学ぶ機会をすべての人に対し平等に拓くと共に、「学びたい」と感じたときがその人にとっての学びの適齢期であり、その「学び方」も多様であるという考え方から、社会人も含めたあらゆる方にとっての学びやすさを提供しており、皆様それぞれの事情に応じて、学んで戴きたく存じます。  しかしながら、その学びも、一方的に習うという受け身の姿勢ではなく、皆様が主体的に行う事前の準備、授業の受講(スクーリング)、事後の展開という一連の過程によって、可能になることを忘れないでください。昨年度から「主体的、対話的で深い学び」が教育のあり方として日本で強調され始めましたが、本学ではそのために、対面型やZoom形式のみならず、今年度からグーグルクラスルームというアプリを用いて、授業を行うことになっております。
     本来、学問とは、問いを発しながら学び、学んでは再び考え、そして問い直すという形でダイナミックに展開していくものです。古くからある故事を援用するならば、「学びて思わざれば、則ち(すなわち)罔(くらし)、思いて学ばざれば、則ち(すなわち)殆うし(あやうし)」――学んだことを自分で考えなければ、身につかない。自分で考えるだけで学ばなければ、独り合点(ひとりがてん)になる。『為政 第二15』)という言葉は、現代でも通用する名言だと私は思います。そしてまた、学問は、強いて勉めるという意味を持つ勉強とは違って、楽しさや、悦びを伴うはずです。それを故事では、「学んで時に之(これ)を習う、亦(また)悦(よろこ)ばしからずや」--書物や教師を通して学びながら、その時々に(折にふれて)それを復習することは、何と楽しいことか(『学而(がくじ)編』)とも謳っています。どうか皆様、こうした学びへの姿勢を保ちながら、星槎での学びを深めていってください。
     
     そのような前提のもと、今日は特に、様々な分野での共生について学び考える上で、本学が掲げるもう一つの理念、「共感理解教育」の重要さについて、私から皆様に申し上げたいと思います。共感理解教育、英語で言うと education through empathic understandingとは、単なる「知識理解教育」とは異なり、「他の人々に可能な限り身を置いて理解する教育」を意味しています。(
    今年は、多くの犠牲者を出したあの痛ましい東日本大震災からちょうど10年経ち、本学でも3月にその追悼を込めての記念シンポジウムを行いました。あの震災によって、今なお傷ついておられる方々を思いやり理解する心を養うことは、まさに本学が掲げる共感理解教育の務めです。また、現在不幸にもコロナに感染した方々、あるいは感染後の後遺症に悩まされる方々に、思いをはせ、理解する心を養うことも、共感理解教育の務めでしょう。そして、本学が特に力を注いできた特別支援教育の分野で、障碍のある方がどのようなニーズを望んでいるかを理解する力や心を養うことは、共感理解教育なしには考えられません。また、さらに視野を広めて、星槎グループとも親交のあるミュンマーで今起こっていることに心を痛め、一体私たちに何ができるかを考えることも、共感理解教育の務めだと思います。  そうした国際関係の分野では、最近日本でも至るところで、2015年に国連が宣言した貧困、環境、人権などの17項目にわたるSDGs(持続可能な発展のための目標)が唱えられ、ポスターが貼られるようになりました。本学でもそのSDGsを以前から重視しておりますが、それらの目標が現在のパンデミックでどのような困難に陥っており、その困難を乗り越えて、少しでもそれらの目標に近づくことができるかを考える力を養うのも、共感理解教育の務めです。「人それぞれが、グローバルな視野で問題を考えつつ、それぞれ与えられた現場や地域で行動すること」を意味する「グローカル」という言葉は、今や日本の各地で使われ始めましたが、本学はその言葉の理解を実践を通して深めていくために、昨年度からグローカルコミュニケーション専攻を設けておりますし、今年度からは、新たに日本語教師養成コースを設け、共感理解教育の幅をさらに推進するカリキュラムを作成いたしました。 どうか皆様、そのような多様なカリキュラムを履修する中で、皆様が抱く疑問や情熱を、星槎での授業を通して先生方に伝えたり、投げかけたりしてください。皆様の学びへの情熱がある限り、先生方は必ず応えてくれるでしょう。そして、星槎で得たものを、皆様の人生の舞台で活かしてほしいと願っております。 星槎大学の星槎とは、色々なものを取り入れながら、天空を目指して進む星の槎(いかだ)を意味します。どうか皆様、共生社会の実現を目指して進む星の槎のような大学で、情熱的な先生方と共に学び、充実した大学生活、大学院生活をお送りください。

    本日は誠におめでとうございます。



    (※)参考:共生に向けての共感理解教育の導入| 宮澤 保夫


    令和3年4月10日
    星槎大学 学長 山脇 直司



新入生宣誓



メッセージ


4月10日(土)に令和3年度星槎大学・大学院入学式を挙行しました。
今回の式典は新型コロナ感染症の拡大を抑制する観点からインターネットを活用したWeb会議方式にて実施し、
共生科学部1459名、大学院教育学研究科博士課程に1名、修士課程34名、教育実践研究科24名の新入生を迎えました。


写真







星槎の歌


<音声が流れます。ご注意ください>



学修のはじめ方

学修のはじめ方

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学修のはじめ方

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星槎大学イラスト