発達性ディスカルキュリア(算数障害)研究会設立のご報告と会員募集のご案内
- 2020/12/17 12:50
- カテゴリー:星槎大学からのお知らせ
拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
このたび、「発達性ディスカルキュリア(算数障害)研究会(代表:伊藤一美)」を2021年4月に発足することとなりました。発達性ディスカルキュリア研究会は、LDの中でも、算数・計算に困難のある発達性ディスカルキュリアに関心を持つ研究者や支援者に研究発表と情報交換の場を提供し、発達性ディスカルキュリアの啓発活動を通じて、発達性ディスカルキュリアの研究と発達性ディスカルキュリアのある人への適切な支援に寄与することを目的としています。研究会の主な活動は、会員を対象とした①研究・臨床・教育などの成果を発表する研究大会、②資質・技能を向上するための研修会・公開シンポジウム等の開催、③研究・実践の成果および最新情報を共有する会報・機関誌等の発行、を予定しております。2021年1月末より会員の募集を開始いたします(当面の間、年会費は不要となります)。
※発達性ディスカルキュリアとは、発達性ディスカルキュリア(Developmental Dyscalculia)、算数の学習障害(Mathematical Learning Disability)、算数障害/計算障害 (ディスカリキュリアと記載されていることもあります)
これらは研究者や研究の領域によって異なるものとして用いられることもありますし、同義のものとして扱われることもありますが、ここでは、発達障害のひとつのタイプであるという意味で、発達性ディスカルキュリアという用語を使用することにしました。
発達障害についての知識はすべての学校種の教員に求められているため、教員を目指しておられる皆様に加え、星槎大学・大学院において、共生社会の構築を目指し、学んでおられるすべての皆様に、発達障害の理解、その中でも十分に理解されているとはいえない算数障害(発達性ディスカルキュリア)について、理解を深めていただく機会となればと考えています。
本研究会の設立趣旨にご賛同いただける皆様に会員としてのご参加をお願いしております。ぜひご検討いただければと思いますので、ご興味のある方は、以下の「発達性ディスカルキュリア(算数障害)研究会」HPのURLにて、お問い合わせフォーマットより、お手続きいただければ幸いです。
「発達性ディスカルキュリア(算数障害)研究会」
また、設立にあたり記念講演会を2021年4月4日にオンライン開催いたします。参加申し込みの開始は2021年1月20日を予定しておりますので、詳細につきましては、上記ホームページでお知らせ申し上げます。
あわせてよろしくお願い申し上げます。
謹白
令和2年12月16日