- 教員・学生の活躍
平雅夫教授が代表理事を務めるカラフル西東京(グループホーム・生活介護)の周年イベント開催
2026年6月14日(日)に、本学教授の平雅夫先生が代表理事を務めるカラフルNIPPONが運営する
カラフル西東京において、開設3周年イベント
Welcome Fes 2026「そのまま、ステージへ」~日常が主役になるダンスイベント~が行われました。
利用者や利用者ご家族、入所希望者、福祉・行政関係者など多くの来場者と共に
中庭に設けられたステージ上で音楽やダンスを楽しみました。
(平先生ご挨拶)
カラフル西東京が出来上がりまして、今日で 3周年を迎えます。
本当にこの日を迎えたことを心から嬉しく思いますし、それもひとえに皆さん方のおかげと感謝しております。
この 3周年に向けて、改めて設立のきっかけをお伝えします。
長くおつきあいのある保護者様から、電話がありました。そのお子さんがまだ小学校の頃だったか、ヘルパーさんとお出かけをしていた時に、かなり大立ち回りをしたみたいです。そのヘルパーさんも結構苦しかったんだろうと思いますが、ヘルパーさんはお母様へ電話をかけてこられて、『お宅のようなお子さん、そのままだと将来誰にも愛されなくなるから、今のうちにしつけなさい』と言われてしまったのだそうです。 そのことがとてもショックで保護者様からその日、私へ泣きながらご連絡があって、
『うちの娘は生涯誰にも愛してもらえないのだろうか』
といわれました。この時に私は、
「この子が愛してもらえる施設を作ればいいんだから、そのヘルパーさんは仕方ないかもしれないけれども、この子たちが愛せる、愛される施設を必ず作るから、それまで一緒に頑張っていきましょう」
と伝え、その思いで私はこの施設をやっと立ち上げました。
この施設は強度行動障害など、なかなか支援が難しい方々を中心にやるという大きな目標を掲げておりますけれども、それ以上に一人一人のご家族の思い、また利用者さん、またお子さんたちの成長するものを願いながら作ってきた施設です。 そんな小さな施設が立ち上がって今日で3周年になります。
西東京市で高齢の方の再雇用というか、働く場を創出しましょうという事業がありまして、私どものスタッフとして、1人お入りいただきました。その方は 2年ほどグループホームで勤務をしていただいてたんですが、ご高齢ということもあり、夜勤ではなく日勤の生活に戻しましょう、と新しく 4月から誕生したカラフル西東京 NEXUS にご異動いただきました。 そして先日、このフェスのために久しぶりにその方とここ(カラフル西東京)の草むしりを一緒にしていただけませんか? とお誘いしました。草むしりは無事終わったので、じゃあ今日は勤務は終わりです、お帰りくださいというお話をしたら、〇〇さんはどうした? と言うので、ちょっと今日ヘルパーさんとお出かけなので、まだ帰ってないですねなんて話をしました。その後もなかなかお帰りにならないので、耳でも遠くなったのかな?なんて思っていたんですけども、その後もずっとお残りになられていて、どうしたと思っていたら、外出中の〇〇さんがお戻りになった時に、かけよって、背中をさすりながら「元気か。ご飯食べてるか。」って言いながら声をかけていました。 その様子を見て、ああ、この方はわずか 2ヶ月前に出会って、これから先も毎日のように会おうと思えば会えるお子さんたちへ、そんな風に声をかけてくれるのかと思いました。 あ、この施設を作って良かったなというふうに改めて実感しましたし、ここにいる子供たちっていうのは本当に幸せだなと実感したところです。
私たちのこのカラフル日本というのは、おそらく西東京でも下から数えると何番目ぐらいのちっちゃいちっちゃい施設だと思います。 ただ、その小さい施設ですけれども、人一倍大きな愛を持って子供たちと接していこうと思ってますし、また大きな愛でご家族と共に一緒にこの施設を大事に育てていこうと思っております。 今日は 3周年で一つの区切りですが、これからも私たちの歩みはずっと続いてまいります。 今日はそんな中で堅い話ばっかりになっちゃいましたが、今日は「一緒に笑って一緒に踊ろう」ということですので、皆さん方が一緒に笑って、一緒に踊り狂っていただいて、ここ大丈夫か? って思われるような施設の一日になってくれると嬉しいなというふうに思っております。そしてまた今後ともぜひぜひよろしくお願いします。 本当にありがとうございました。 今日 1 日楽しんでください。
The Learner is always right という理念のもと、一人ひとりが幸せな時間を過ごせるような場所づくりを行う
カラフル西東京に関わる多くの方が集い、さらなる発展について語り合う1日となりました。
平雅夫(たいら まさお) 共生科学部教授 プロフィール
筑波大学大学院にて行動理論・認知理論等、発達障害児者の心理を学ぶ。都内学校法人にて、教員として学級担任・進路指導主任を歴任。その後、福祉分野に転身し、障害者福祉の分野で施設長、就労支援センター長等として相談、支援、管理を実践してきた。現在は、星槎大学共生科学部教授として心理学や福祉を学ぶ学生を指導しながら研究にも取り組んでいる。また、都内特別支援教育専門家チーム、保育所等の巡回指導等に参画。企業への障害者雇用に関するアドバイスも行っている。実践家が相談に来るような『高度な実践家』として活躍中。
担当科目:カウンセリングⅠ・Ⅱ、心理学(1)・(2)、臨床心理学、相談援助入門、心理学と心理的支援、地域福祉と包括的支援体制、福祉サービスの組織と経営、ソーシャルワーク演習、ソーシャルワーク演習(専門)、ソーシャルワーク実習指導、ソーシャルワーク実習Ⅰ・Ⅱ
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