星槎大学の3つのポリシー
アドミッションポリシー(入学者受入れの方針)
星槎大学は、通信制課程のみを設置する大学として、学ぶ機会をすべての人に対し平等に拓くと共に、「共生科学」を学問分野とした教育研究活動を行っています。「学びたい」と感じたときがその人にとっての学びの適齢期であり、その「学び方」も多様であるとの考え方から、社会人も含めたあらゆる方にとっての学びやすさを提供しています。
星槎大学では、このような考え方に基づき、大学の教育理念に共感し、強い意欲を もって学び、かつその学びを社会における実践に繋げていく志をもつ人を広く受け入れます。
カリキュラムポリシー(教育課程編成・実施の方針)
星槎大学では、その理念に基づいて、通信制課程ならではの多様な学生に応じて、学位授与の方針に掲げる人材を養成するために、以下の方針で教育課程を編成しています。
- すべての学生が必ず修める科目として、人と人、人と自然、国と国の三つの領域に関わる「共生科学概説」2科目を置き、4年次編入の学生でも、星槎共生スピリットを身につけることとします。
- 三つの領域を深く学ぶために、「共生科学概説」を中心に、コアカリキュラムを配置し、その中心的な科目として、共生科学基盤科目(選択必修科目)を開設します。
- 学士課程を構成する科目として、教養科目(選択必修科目)を開設します。
- 専門科目として、専攻専門科目(専攻ごと選択必修科目)を開設(共生科学専攻専門科目群、初等教育専攻専門科目群、福祉専攻専門科目群、スポーツ身体表現専攻専門科目群、グローカルコミュニケーション専攻専門科目群)し、専攻を越えて領域横断的に学べるようにします。
- 共通専門科目を、共生科学専攻専門科目群に開設し、専攻を越えて学べるようにします。
- 共生科学専攻専門科目群は、共通専門科目以外には、教育、特別支援教育、環境、国際関係に区分して開設します。
- 資格関連科目群については、教職課程等に必要な科目を開設します。
- 学修の集大成として、「卒業論文」と「共生研究」、「卒業制作」を開設します。
ディプロマポリシー(学位授与の方針)
星槎大学は、「人を認める、人を排除しない、仲間を作る」という三つの約束のもと、「人と人、そして人と自然とが共生する社会の創造に貢献する」を教育理念としています。共生科学部は、この三つの約束、教育理念に基づき、「21 世紀を創造する広く深い知の涵養」「共生する心の耕作」「課題探究能力の育成」「インクルージョン教育に基づいた社会実践を担い、社会変革を目指す人材の養成」を教育目的とし、以下の「星槎共生スピリット」を身に付けたものに学位を授与します。
- 共生社会創造のために、教育、福祉、環境、国際関係、スポーツ身体表現の専門的知識を生かし、狭い専門領域を越えて統合しようとする意志を持つこと。
- 問題が生起する現場において、専門知や統合知を使い、解決のために実践しようとする気概を持つこと。
- 共感理解教育の理念を認識し、実践すること。
- 多様な人々や生命に対して、他者を認め、他者を排除せず、仲間を作るという星槎の三つの約束の精神に則って、共生社会の創造に貢献する姿勢を身につけていること。
- 個人や社会にとって必要な課題の解決のため、自律的な課題探究能力を身につけていること。
- 共生社会創造の目的のために、絶えず学び続ける意欲を持つこと。

