幼稚園教諭免許状特例講座
保育士としての実務経験を活かして
幼稚園教諭の免許状を取得

保育士の資格を持ち、所定の実務経験を有する方は、特例制度を利用し、本学で指定の科目(6科目、8単位)を履修し単位を修得することにより、幼稚園教諭免許状(1種または2種)を取得することが可能です。

制度の概要
認定こども園法の改正により、新たに「幼保連携型認定こども園」が設けられることになりました。新たな「幼保連携型認定こども園」は、学校教育と保育を一体的に提供する施設であるため、その職員である「保育教諭」については、「幼稚園教諭免許状」と「保育士資格」の両方の免許状・資格を有していることを原則としています。
この「幼保連携型認定こども園」の導入を促進する目的から、一定の実務経験を持つ保育士が少ない学修負担で幼稚園教諭免許状を取得できるよう特例制度が期間限定で実施されています。
※特例期間:2025年3月まで
取得条件
基礎資格 | 1種 | 学士の学位を有し、かつ保育士資格を有すること |
---|---|---|
2種 | 保育士資格を有すること | |
実務経験 | 保育所等の施設での3年以上かつ4,320時間以上の実務経験を有すること | |
必要単位 | 所定の科目を8単位以上修得すること |
- 高等学校を卒業していない場合、免許状は取得できません。
特例の対象となる方
指定の施設で保育士として「3年以上かつ4,320時間以上」の実務経験がある方 ※見込みも可
※ 上記勤務経験に加え、幼保連携型認定こども園において、園児の教育及び保育に従事する職員として良好な成績で2年かつ2,880時間以上の在職年数がある場合、単位が軽減される可能性があります(実務証明責任者の証明が必要)ので、申請予定の都道府県教育委員会に事前に確認のうえ、大学事務局までご連絡ください。
星槎大学開設科目(指定科目)
本特例による要件 | 本学開設科目 | |||
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教育職員免許法施行規則上での科目 | 科目の内容 | 科目名 | 単位数 | |
総単位 | SC | |||
領域及び保育内容の指導法に関する科目 | 保育内容の指導法 (情報機器及び教材の活用を含む。) |
特例・保育指導法 | 1 | 1 |
教育の基礎的理解に関する科目 | 教職の意義及び教員の役割・職務内容 (チーム学校運営への対応を含む) |
特例・教職入門 | 2 | 0 |
教育に関する社会的、制度的又は経営的事項 (学校と地域との連携及び学校安全への対応含む。) |
特例・学校の制度 | 2 | 0 | |
教育課程の意義及び編成の方法 (カリキュラム・マネジメント含む。) |
特例・教育課程編成論 | 1 | 0 | |
道徳、総合的な学習の時間等の指導法及び生徒指導、教育相談等に関する科目 | 教育の方法及び技術 (情報機器及び教材の活用を含む。) |
特例・教育の方法と技術 | 1 | 0 |
幼児理解の理論及び方法 | 特例・幼児理解 | 1 | 0 |
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