准学校心理士
学校心理士認定運営機構認定
すべてのこどもの学校生活を支援する
〜心理に強い保育士や教員の育成〜
文部科学省の「令和4年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸問題に関する調査」によれば、2022年度の小中学校の不登校児童生徒数は前年度より 5 万人以上増加し、ここ数年は増加の一途をたどっています。また、学校現場では不登校以外にも、いじめや非行、自殺といった深刻な問題が多岐に渡っています。准学校心理士は、このような学校生活におけるさまざまな問題について、カウンセリングなどによるこどもへの直接的援助を行うとともに、こどもを取り巻く環境に対しても、心理教育的援助サービスを行うことを目的としています。
取得方法等
履修資格
以下の①②の資格を有する者を対象とします。
① 正科生であること
② 学校教育法第1条に定められた学校の教員免許状所有者(申請年度の取得見込みを含む)
- 教員等(保育士を含む)としての実務経験が5年以上ある方は上位資格である学校心理士の資格申請が可能です。
- 取得した准学校心理士をもとに学校心理士を取得する場合、「准学校心理士として3年間実務経験を重ねること」「研修会への参加等によってポイントを取得すること」などが必要となります。
- 常勤・非常勤を問わず、週3日以上勤務し1年間実務経験を行った場合に、1年間の実務経験とみなします。
申請条件
①下表に示す指定科目のうち、教育心理学群、教育相談群、特別支援教育群からそれぞれ1科目2単位以上履修し、合計で6単位以上修得すること。
②申請時に4年次で本学に在籍していること。
- 2017年度以降に本学で修得した単位のみ有効です。
指定科目
科目群 | 科目名 | 単位数 | |
---|---|---|---|
総単位 | SC単位 | ||
教育心理学群 | 教育心理学 | 2 | 0 |
教育相談群 | 教育相談 | 2 | 0.5 |
カウンセリングⅡ | 2 | 0.5 | |
特別支援教育群 | 発達障害教育総論 | 2 | 1 |
特別支援教育論 | 2 | 1 | |
発達障害教育指導法(1) | 2 | 1 |
- SC=スクーリング
申請の流れ
申請時期は年1回(7月上旬)となり、以下の流れで手続きが必要となります。
学納金について
学納金内訳 | 学費総額 | 納入時期 |
---|---|---|
入学検定料 | 10,000円 | 出願時 |
入学金 | 40,000円 | 入学時 |
年間登録料 | 10,000円 | |
授業料・スクーリング受講料 | 45,000円〜 | 履修科目登録後 |
その他費用 | 申請手数料:3,000円 運営機構登録料:3,000円 年会費(3年分):9,000円 |
- 正科生で2〜4年次に編入学される場合は編入料が別途必要になります。