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HOME > コラム > 学校心理士大会で星槎の現場主義と支援教育アプローチを講演〜被災地支援から学ぶ、子どもを支える実践力〜
2026/09/21
  • 教育
  • 特別支援教育

学校心理士大会で星槎の現場主義と支援教育アプローチを講演〜被災地支援から学ぶ、子どもを支える実践力〜

子どもへの支援を、理論だけでなく「現場で生かせる力」として学びたい方へ

星槎大学での学修及び本記事では、教育・心理・福祉に関わる知識を修得するだけでなく、現場で役立つ「子どもへの支援技術・心理的アプローチ」の具体策を身につけることができます。

その学びの一端を示す機会として、2026年8月22日(土)、日本学校心理士会2026年度全国大会の研修講座にて、星槎大学の西永 堅教授および星槎国際高等学校の尾﨑 達也事務長が登壇しました。

テーマは「災害支援について考える -星槎グループ・相双地区における15年間の支援活動-」。
東日本大震災直後から福島県相双地区で継続してきた、教育・福祉の一体的な支援活動の実践を発表しました。

▼迅速な初期対応と15年続く「共生」の支援

尾﨑 達也 氏(星槎国際高等学校 事務長)

尾﨑 達也氏からは、震災直後の迅速な支援体制の構築から15年間にわたる地域とのつながり等、星槎グループによる支援活動が紹介されました。
震災直後には「相双特命室」を立ち上げ、物資の調達を開始。大磯町の住民・企業の協力や、東京大学医学科学研究所との連携、東京大学の学生との連携による「寺子屋」活動のボランティアなど、さまざまなネットワークを生かして支援を行いました。

また、心理・学習支援の体制を整備し、2011〜2014年には臨床心理士を中心とした「相馬フォロワーチーム」を発足。8,000名以上の子ども達へのカウンセリングを実施しました。さらに、相馬市内には支援者が無料で宿泊できる「星槎寮」(2011〜2017)を開設し、継続的な支援を可能にしました。
こうした取り組みを通じて、15年間にわたり地域の支援ネットワークを支え続けてきました。

▼発達に応じた「安心」の提供と実践的アプローチ

西永 堅教授(星槎大学 副学長)

西永 堅教授は、2011年より15年間にわたり相馬市・南相馬市でスクールカウンセラーとして子どもたちを支援してきた経験をもとに、発達に応じた支援の重要性について解説しました。
支援において重要なのは、答えを教える「援助(assist)」ではなく、子どもが主体的に動ける環境を整える「支援(support)」とのこと。
また、応用行動分析(ABA)の観点から、「不安を取り除き、安心を与えること」の重要性について解説し、以下のような具体策を示しました。

具体化した指示

「走らない」などの抽象的表現ではなく、「歩く」など絵に描ける具体的な行動で伝えます。これにより、何をすれば良いのかイメージしやすくなり、行動の改善に繋がります。

直後の肯定的なフィードバック

行動前の「頑張れ」は負担になります。できた瞬間を見逃さず「座れたね」と認める評価が行動を定着させます。

課題調整

立ち歩きや不注意は集中力の問題ではなく、課題が難しすぎるサインです。
発達に合わせ、理解できる難易度に整えることが不安を消し、集中力を引き出します。
例えば、「全部やろう」ではなく「最初の1問だけやろう」と指示し、できたらすぐ肯定します。

星槎大学で理論と現場を往還し、子どもと社会を支える学びを!

今回紹介された実践は、星槎大学が大切にしてきた「現場に寄り添い、人を支える専門職を育てる学び」そのものです。
本講演が示すように、星槎大学は、支援現場で活躍するプロから、理論と現場を往還する学びを得ることができる数少ない通信制大学です。
働きながら自分のペースで学修できるカリキュラムの中で、現場で役立つ実践力を身につけませんか?

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