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2025/12/27
  • 教育
  • 初等教育

子どもと想いを共有できる教員の喜び

「せんせい、これ知ってる?」「せんせい、こんなの見つけたよ!」

教室にいると、毎日子どもからこんな言葉を投げかけられる。子どもは好奇心のかたまりだ。たとえ小さな事であっても世紀の大発見をしたように教えてくれる。こうした言葉にいつも驚かされ、わくわくさせられる。

教員生活の喜びは「想いの共有」

朝、「おはようございます」と言いながら低学年の女の子が近づいてきた。「せんせい、これ捕まえたよ!」と握りしめていた小さな手をそっと広げて見せてくれた。中には小さなダンゴムシが丸くなって入っていた。「かわいいね」と言うと、「うん、教室で飼うの!」と教えてくれた。
同じように、小さな手の中に入っている宝物は、野の花であったり、カナヘビであったりもした。中にはナメクジといった特別の宝物を見せてくれた子もいた。そんな時の子どもの笑顔は格別だ。その顔を見ていると、こちらも自然と笑顔になる。

私自身、30数年子どもたちと過ごしてきて、笑顔にならなかった日は1日もない。毎日自然と笑顔になる、いや、笑顔にさせられてしまう。
そんな仕事が他にあるのだろうかと思う。
もちろん、たくさんの子どもの中には手のかかる子どももいる。でも、時が経つと、その子との大変だった関わりの一つ一つが自分の宝物となり、その子と出会えたおかげでという感謝の気持ちに変わる。だから、いろいろな子どもと出会うことが楽しみになる。
子どもたちと過ごしていると、喜び、楽しみ、感動など、いろいろな想いを共有できる。もちろん運動会で負けて悔しい、残念といった想いも共有する。その想い一つ一つが積み重なって、1年の終わりには、自分のクラスの子どもが学校中のどのクラスの子たちよりも愛おしくなる。
卒業や進級でその子どもたちと別れる時は失恋したような気持ちになる。学級担任は毎年そんな気持ちを味わう。でも、4月になるとまた新しい子どもたちと出会い、その子たちとの新しい想いの共有が始まる。

教員を目指している人には、子どもと想いを共有できる楽しさ・嬉しさを味わってほしい。

横山 美明(ヨコヤマ ヨシアキ)

小学校家庭科教育、視聴覚・情報教育
プロフィール・研究業績等

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