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HOME > 受講生・卒業生の声 > インタビュー1 - 30代中卒レスラーが大卒に!? - 大原はじめさん(30代 / 神奈川県)
Interview 1

30代中卒レスラーが
大卒に!?

大原はじめさん(30代 / 神奈川県)

プロフィール
プロレスリング・ノア所属。現役プロレスラーとして活躍しながら、30代で定時制高校を卒業後、星槎大学に入学。大学卒業資格と教員免許状取得を目指している。

10代の頃からプロレス選手として活躍されている大原さん。現在も現役で活躍されている中で、学修を始めたきっかけは何かあったのですか。

大原さん

元々、自分自身は30代で定時制高校に進学したのですが、そのうえで、今後も学び続けていきたいという思いがありました。それで、「30代中卒レスラーが大卒に」というのはちょっと面白いんじゃないかと。

それで大学進学を意識されたんですね。

大原さん

はい。ただ、定時制高校時代は、授業の出席日数が足りないと進級ができないこともあり仕事の合間をぬって学ぶことにすごく苦労をしました。場合によっては、遠征の日程の合間に授業を受けるために地元に帰ってきたということもあります。四国での試合に参加した後、神奈川に戻って授業を受けて、また大阪に戻るみたいな……。なので、大学を通うにしても、自分である程度ペースが決められる環境でないと難しいと感じていました。

それで通信制大学を選択されたんですね。星槎大学のことは何で知りましたか?

大原さん

知り合いの方からの紹介です。星槎大学のセカンドキャリアプロジェクト(※)についての話を聞いて興味を持ちました。
星槎大学は、通信制大学ということで、どこにいても学べるし、在籍年限もなく、自分のペースで学修ができる環境であることに魅力を感じました。

(※)アスリートとして活躍されている方が、その貴重な経験を生涯を通して社会のために活かすことができるよう応援する支援プロジェクト。

自分のペースで学べるというのは通信制大学の大きな特長ですね。入学をする前に不安だったことはありますか。

大原さん

定時制高校の時は試合の日程と授業の日程が合わないなどで大変でしたが、星槎大学に入る際は、入学前の個別相談で、色々と聞けて、自分のペースで学べることがわかった上で入学したのであまり不安はなかったです。

大人になってからの勉強はすごく楽しい

実際学修をしてみていかがですか?

大原さん

学修自体は、どこにいてもネット環境があればスクーリングも受けられるし、自分なりにできる範囲での学修をすすめています。今の課題としては、まだレポートの作成に難しさを感じています。どうしても感想文になってしまいがちなので……。改善できるように日々頑張っています。最終的には大学卒業や教員免許状の取得という目標はあるけれど、単純にその単位が取れればいいというものではないと思っています。きちんと理解をすることが目的なので、時間をかけてでもじっくり取り組んでいきたいと思っています。

スクーリングはオンラインで受講いただくことが多いと思いますが、印象はいかがでしたか?

大原さん

印象に残っているのはZoomでのグループワークのある授業ですね。Zoomの中で数人の部屋にわかれて、そこでディスカッションを行ったんですけど、最初は世代も違う人たちが多い中で自分があまり話してしまったら、周りが話しにくいかなと思って、遠慮してたんです。ただ、それだと中々みんな話出しにくい雰囲気になってしまって……。それで、変に気にして話さないでいるよりは、自分から話を切り出して、司会者じゃないですけど、みんなの話のひき出し役に回ることを意識したらったらすごく盛り上がったんですよね。

自ら“ファシリテーション”を身につけてたんですね。

大原さん

そうなんですよ。だから今はファシリテーションにも興味があって、学んでみたいと思っています。

学びに対してもすごく貪欲ですね。ところで、プロレスラーの活動に学修にと大忙しだと思うのですが、何かリフレッシュ方法などありますか?

大原さん

最近はサウナに入るのがリフレッシュ方法ですね。

そうなんですね。サウナに入ると色々と考えてしまって逆に疲れってしまったりということはないですか…?

大原さん

それはないですね。サウナに入って、そのあと水風呂に入ると「整ったー」という気持ちになって、モチベーションがどんどんあがります(笑)

それは、勉強も捗りそうですね。普段はどんな感じで学修をしているんですか。

大原さん

最近はよく図書館に通っていて、本を読む習慣もつきました。正直10代の頃はあまり勉強が好きではなかったので、30代までは勉強をする習慣がなかったんです。最近は指定の教科書だけでなく、場合によっては、小中学生向けの本なども含めて読んで知識を身につけています。
また、英語に苦手意識があったのですが、目標である教員免許状の取得には英語の科目も必須ということがわかり、最近はカナダ人の先生に英語を習い始めました。

すごく前向きに取り組んでいますね!大原さんのお話を聞いているとすごく楽しんで学んでいらっしゃるなという印象を受けます。

大原さん

最近は学ぶこと自体が好きですし、すごく楽しいですね。今になってみると、中学校の時になんでやらなかったんだろうなとも思います。ただ、当時はプロレスラーになりたいという思いが一番だったので、勉強する意味だったり、必要性を感じていなかったんですよね。

大人になってから勉強が楽しくなったということですね。

大原さん

はい。今は大学で学んでいても「勉強している」という感じではなくて、知らないことを知ろうとしているだけなんですよね。プロレスでいうと新しい技を体験しているような感覚なんです。学ぶことで知的好奇心をくすぐられて、自分のために吸収している状況なので楽しいですね。

プロレスから共生を考える

受講してみて特に楽しかった科目はありますか?

大原さん

まだまだ学び途中で、今まで受けた科目は全部面白いのですが、その中でも1番は「星槎学」ですね。

どんな点がおもしろかったですか?

大原さん

そもそも星槎大学で学ぶまでは「共生」という言葉も全然知らなかったんです。これまで触れてこなかった世界だから新鮮だし、今の社会にとってすごく大切な考え方だなと思っています。
共生を学んだことで、「プロレスの中で共生をどう活かすか」ということを考えるようになりました。

「プロレス」と「共生」を結びつけるというのは大原さんならではですね。具体的に何か実行されたことはありますか?

大原さん

僕はこれまでも、毎年川崎市のイベントで市民を交えたプロレスイベントを実施していたのですが、コロナ渦に入り、リングにあがってもらう体験イベントや、人が密集するようなイベントの実施は難しくなっていたんです。その頃にちょうど大学で「共生」について学んだことで、今の状況で自分には何ができるのかというのを考えて、視覚障がいの方をプロレスに招待しようと思いつきました。というのも、プロレスは見て楽しむものだから、視覚障がいの方は楽しめないという思いこみがこれまではあったんですね。それが、じゃあどうやったら楽しめるんだろうという考えに変わったんです。そこで、音声実況ガイド2人つけて青コーナー、赤コーナーそれぞれ実況してもらって耳から楽しんでもらうという方法を考えて、実際にイベントを実施しました。こうした考えは、星槎大学で学ばなければ考えつかなかったと思います。

実際に行ってみていかがでしたか?

大原さん

当日参加された方からは「見えていないけど感動して涙がでた」などの感想もいただき、すごく楽しんでいただけたことを実感しています。障がいのある方は、これまでエンタメから排除されていると感じる機会も少なくなかったそうです。イベントを通して、視覚だけの情報でなくても伝わること、それぞれ目からの情報がない中で体験することで、それぞれ唯一無二のプロレスが心の中に描かれるんだなというのを感じられて、本当にやっててよかったなと感じました。

その企画はぜひ今後も続けてほしいですね。

大原さん

おかげさまで企画は好評で、現在のところ2年連続で行っています。視覚に障がいのある方は、触覚が大事ということも伺ったので、2回目の開催時は、事前に施設を訪問してチャンピオンベルトの感触を触ってもらうなど、イベントに向けて楽しんで参加してもらうために事前の工夫も行いました。コロナ渦が落ち着いたらリングに上がって寝転んでもらったり、ロープの感触を感じてもらったり、さらに進化したイベントにしていきたいですね。

目指すは「平日教壇に立ち、週末はリングに立つ男!グレートティーチャー大原!」

次の企画も楽しみですね。すでにさまざまな活動をされていらっしゃいますが、今後の展望や将来の夢はありますか?

大原さん

超高齢社会に向けて健康寿命を伸ばす活動であったり、こどもたちの体力向上に向けての教室であったり、地元や社会への貢献活動は今後も引き続きやっていきたいです。
あとは、教員免許状が取れたら、やはり授業をやってみたいですね。
某有名漫画じゃないですけど、「平日教壇に立ち、週末はリングに立つ男!グレートティーチャー大原!」みたいな……。10代の頃は必要ないと思っていた勉強が今はすごく楽しいので、自分ができなかったからこそ、できない子の気持ちもわかると思うんです。「しくじり先生」として、自分の経験を通して、夢を持つことも大切だし、やるべきことをやるということの大切さを伝えていきたいですね。これまでメキシコに渡って世界を経験してきたり、30代で中卒から大卒を目指して進学したりと様々な経験をしてきたので、雑草魂というか、プロレスラーとして諦めないで挑戦する姿をこどもたちにも見せていきたいなと思っています。

メキシコにはどのような経緯で渡ることになったのですか。

大原さん

僕は18歳でプロレス業界に入ったのですが、その入り口は業界初のプロレス専門学校のようなところでした。その学校は、合格が出たら本拠地のメキシコ道場に行って本格的なトレーニングを積み、デビュー出来たら約2年間程、メキシコで試合経験を積み日本の会社に帰ってくるというシステムでした。

先ほど英語が苦手ということでしたが、語学の面は大丈夫だったんですか?

大原さん

当時は英語もスペイン語も全く話せなかったのですが、寮生活で日本人の先輩が多くいたので、あまり現地の言葉で話す機会もなくて、言語については困らなかったんです。ただ、自分がメキシコに渡った後にメキシコ本部と日本支部が分裂してしまったんですね。それで、メキシコでの修行期間の終了後の進路はみんなバラバラになっちゃって…。そこで僕はメキシコの会社への就職を選んだんですけど、初めてのケースだったんですよね。その時に、どうしてもメキシコ人の方とのコミュニケーションが発生してきたので、おかげでスペイン語である程度の会話はできるようになりました。当時はスマホもなかったので、辞書片手に結構大変だったのを覚えています。

得意技の「ムイビエン(スペイン語で「美味しい」「いいね」などの意味)」もその時覚えた単語ですか?

大原さん

ムイビエンはスペイン語圏に住んでいたら1日30回は使う言葉です(笑)「元気〜?」「ムイビエーン!」とか「昨日TVみた?面白かったね。ムイビエーン!」とか……キャッチーな言葉なので、日本でも流行らせたいですね。

「共生」はあるけど「強制」はない!

最後に、入学を検討している方へのメッセージをお願いします。

大原さん

星槎大学では、“共に生きる”の「共生」はあるけれど、無理強いする「強制」はありません!
無理をせず自分のペースでできる環境なので、学びたい気持ちがある人はぜひ学んでほしいと思います。

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