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HOME > 受講生・卒業生の声 > インタビュー2 - 何事にも全力。これからもずっと挑戦し続けたい。 - 田井花佳さん(20代 / 大阪府)
Interview 2

何事にも全力。
これからもずっと
挑戦し続けたい。

田井花佳さん(20代 / 大阪府)

プロフィール
大学卒業後、教職大学院への進学と同時に星槎大学に入学。中学校での実地研究を行いながら、学部時代に取得した中高英語教諭免許状を基に、星槎大学にて小学校免許状を取得。

現在、星槎大学では小学校教諭免許状の取得を目指されている田井さん。免許状取得にあたって星槎大学を選んだ理由は何ですか?

田井さん

ダブルスクールが可能という点です。私は元々大学在籍時に中高の教員免許状を取得したのですが、卒業後は教職大学院に進学したいと思っていて、なおかつ小学校免許状も取りたいと考えていました。今の大学院でも小学校免許状の科目は取れないわけではないのですが、カリキュラム上、3〜4年はかかると言われて……。他の通信制大学とのダブルスクールであれば最短2年で取れると聞いていたので、じゃあ、通信でやるのがよいかなと。なかなかダブルスクールが可能な大学がない中、星槎大学では今の大学院に在学中でも学べるということで選びました。

ダブルスクールで学ばれたということで大変な面もあったかと思いますが、すごく順調に学修していた印象です。学修を行ううえでの秘訣はありますか?

田井さん

大学在籍時(他の通学制)では、中高の免許状を取得し、現在は教職大学院でも教育について学んでいるので「教育」自体に昔からすごく興味がありました。だから小学校免許状の学修に関しても取り組みやすいというのはあると思います。
あと、オンオフは意識していますね。星槎大学の課題をやる日はその課題に集中して、それ以外の日は大学院の学修をやって、という感じで学修にメリハリをつけるよう心がけていました。

勉強が手につかない、みたいなことはなかったですか。

田井さん

勉強が手につかないことはよくあります(笑)。
ただ、昨年でいうと、大学院と星槎大学がともに1年目だったのですが、できるだけ取れる単位は1年目で取っておきたいという強い思いで取り組んでいました。そのため、とにかく予定が開けられそうな日は、星槎大学のスクーリングの予定を入れていました。大学院の勉強と合わせると、結構詰めて予定を立てていたのですが、ちょうどコロナ禍に入り、自宅にいる時間も増え、思ったよりも余裕を持って取り組めました。それぞれの勉強の合間で息抜きはできていたと思います。

息抜きはどのようにしていますか?

田井さん

アウトドアが好きなので、空いている日があればキャンプに行っています。あとは学修に集中できないなという時は、景色のいいカフェに行って勉強してみたり、外でキャンプしながら勉強してみたり場所を変えてモチベーションを保っていました。

学修に取り組む際の1日のスケジュールなどは決まっていますか。

田井さん

毎日のスケジュールが一緒ではないので、決まったものはないですが、大学院の授業がある時は授業以外の時間は自宅やカフェで勉強していますね。自宅でやる気が出ない時は、朝早起きしてお気に入りのカフェで1日中勉強ということもあります。その分そういった日は自宅に帰ったらもう勉強はせずに休みますね。その日の気分で学修する場所は結構変えています。

学修をしてみて特におもしろかった科目はありますか。

田井さん

印象に残っているのは「教育相談」の授業です。非常勤講師として学校現場で働いていたのと、大学院の研究のために学校現場に携わる機会はこれまでもあったのですが、常勤で働いたことはなかったので、保護者対応の経験はありませんでした。この科目で、保護者との関わりについて学べたことは、将来的に必要となる知識が身につけられたと感じました。勉強になる内容で、星槎大学で受けてよかったと思っています。

「頑張れる自分」になれた恩師との出会い

元々教員になりたいと思ったきっかけはありますか。

田井さん

きっかけは中学校の担任の先生です。私はそれまで何か一つに対して頑張った経験があまりなくて。頑張って失敗したらどうしようということばかりが気になって、なかなか真剣に取り組むということができなかったんです。でも、中学2・3年生の時に担任だった先生が「何事にも全力でやれー!」という熱血漢な先生で、そのおかげで、クラスのみんなも学校行事とかに全力で取り組むことができたという経験をしました。一生懸命に取り組んだからこそ、生まれる感情というのを初めて体験できたんです。今の私が頑張ることや、挑戦することが好きなのはその時の体験による影響が大きいと感じています。だからこそ、こどもの頃の学校の先生というのはすごく重要なんだなと実感しながら、今も学んでいます。

今もその先生との交流はあるんですか。

田井さん

そうですね。ずっと母校で教壇に立っているので、交流はあります。
今でも母校に行って近況報告をしたりしています。

大人になってから、その先生にアドバイスをもらったりすることもあるんですか。

田井さん

自分の進路などに対してのアドバイスはなかったのですが、教育実習の時などに「授業は評価活動や!」ということを常におっしゃっていて、いろいろとご教示いただきました。評価の大切さについては、その先生にアドバイスいただいて実感した部分が大きかったです。先生からの指導のおかげで、大学院で勉強したいと思い今に至るので、中学校のときだけでなく、今も先生からの影響を受けています。

主体的に考え、行動できる子になってほしい

小学校教諭免許状での教育実習を星槎大学で経験されていると思いますが、2回目(1回目は中高英語取得のため高等学校にて実施)となる小学校での教育実習では、やり方や意識など自分の中で変えたこと、変わったことはありましたか。

田井さん

最初の中高の教育実習の時は、現場に立つのが初めてで本当に何もわからず、授業準備だけでも精一杯という状況でした。1時間の授業をミスなくクリアするということだけを考え動いていた部分があります。評価活動とか、自分が行う授業がこどもたちの今後の考え方にどうつながっていくかということまでは全然考えられていなかったです。今の研究活動や星槎大学の学びを通して、こどもたちにどんな影響があるかという長期的な視点が大事だということがわかったので、その分、小学校での実習の際はそれを意識して授業を進めていくことができたなと感じています。

小中高の免許状取得を通して、どの学校種が特に自分にあっていると感じましたか。

田井さん

中高免許状取得時は高校での実習だったのですが、今の大学院の実地調査では中学校で授業をやっています。小中高それぞれの校種を経験してみて、あっている、というより、やってみたい、という視点で言えば、中学校かなと思っています。ただ、小学校であれば小学生の良さがあってそれはそれですごく楽しいなというのも感じています。ですので、どの年代とも関われる小中高の一貫教育というのに興味を持っています。

中学校が特に自分にあっているな、やってみたいな、と思ったポイントはなんですか。

田井さん

そうですね……。私は、相手が誰であっても、違うと思ったことは違うとはっきり言える子になってほしいと思っていて、教育を行うえで大事にしています。
具体的な例を挙げて話をすると、校則でもすごく寒いのに膝掛けはダメとか、理不尽なことって身近なところに結構あると思うんです。それに気づいて、どうしたら改善できるかという風に自分から考えて行動できる子に育ってほしいなと思っていて、それが実現できるのが、一番は中学生なのではないかと考えています。だからこそ中学校で教えたいと思っていて……。中学生であれば理解もできるし、その時期にできるようになっていたら将来的にももっと前のめりに、主体的に動いていける人に育っていくのではないかなと思っています。

いずれは海外も。自分では想像ができないことにも挑戦していきたい

今後の目標はありますか?

田井さん

中高の免許状取得や小学校免許状の取得を通して、小中高の一貫教育に興味があるので小中高の一貫校で働いてみたいと思っています。あとは先の話ですが、いつかは海外の日本人学校で働きたいなというのは、前々からずっと思っています。

海外での教育にも興味を持ちなんですね。なぜ海外なんですか?

田井さん

元々旅行が好きで、海外に行って、バックパッカーの旅を楽しんでいたんです。
その時に出会った人たちの中に、日本人学校に通っている子たちもいて、そこで日本人学校の存在を知りました。それで、自分の好きな海外で教育をしたいという思いから、日本人学校で働きたいという気持ちにつながりました。

どこの国で働きたいというのはありますか?

田井さん

「どの国がいい」といったこだわりは特にないですね。ただ、「挑戦してみたい!」という気持ちが強いので、今まで経験していない土地で、自分では想像ができないようなところでやってみたいという気持ちが強くあります。

ダブルスクールでも大丈夫!

最後に、入学を検討している方へのメッセージをお願いします。

田井さん

ダブルスクールでの学修はスケジュール組みがすごく大変だったけど、そこさえ、きちんと計画を立てて臨んでいければ大丈夫だと思います。私は結構細かいところまでスケジュールに落とし込んでいて、今何をやるべきなのかということを常に把握できるようにしていました。なので、同じように他の学校にも通いながらの学修を考えている方は、学修計画をしっかり立てて、頑張ってほしいなと思っています。

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