大好きな英語を
学び続けて
カートライト亜子さん(50代 / 北海道)
プロフィール
英会話教室講師。1児の母として子育てをしながら、星槎大学にて大学卒業資格と中高英語教諭免許状を取得。
今回、大学で学び始めたきっかけは何ですか?
さん
元々英会話教室で勤務をしていたのと、姉が高校の教員だったこともあって、教員免許状について元々興味があったんです。それで英語の教員免許状を取得したいと思って学び始めました。
元々英会話教室で勤務されていたということで、以前から英語には興味があったのですか。
さん
はい。実は、英語好きは小学生の頃からです。
他の勉強はあまり興味を持てなかったのですが、英語だけは特別でした。
小学生から英語に興味があったんですね!それは何かきっかけなどがあったのですか?
さん
小学4年生の時、近所に英語の先生がいて、英語でお話をする教室があったんです。そこに1、2年通って、そこから自分から塾に行くと宣言して、英検などの資格取得も積極的行っていました。英語ができるようになると周りにもすごく褒めてもらえるんですよね。それで楽しくなっちゃて。
だから高校卒業後の進学でも、英文科のある短期大学に進学したんです。そこで帰国子女の友達ができたり、留学したりといった経験も、今考えれば大きかったですね。
短大卒業後も英語は学び続けていたんですか。
さん
短大卒業後は、航空会社に就職をしたので、実は短大にいた時よりも就職してからの方がすごく勉強しました。短期間で語学を身につけるために結構必死でやったのを覚えています。だから、実際に使える英語を身につけたのは就職してからですね。
あとは、イギリス人の主人との出会いも大きかったです。イギリスとの遠距離だったので、出会った当初は主に文通でやりとりをしていたんです。英語で文章を書かないといけなので、その中でも色々な英語表現を学びましたね。それと、結婚してしばらくは主人の実家に一緒に住んでいて、その時にイギリスの大学にも通っていました。
本当にすごく英語がお好きなんですね。ずっと一貫して英語について学ばれていらっしゃいますが、高校卒業してすぐの短大時代と、大人になってからの勉強に印象の違いはありますか。
さん
短大時代、海外の大学時代、現在の星槎大学、それぞれかなり印象が違いますね。やはり短大時代は、とくかく出席が足りるようにとか、単位が取れるようにということが目的となっていた気がします。短大時代も留学は行ったのですが、その時は学んだというより、楽しんだことの方が大きかったですね。
社会人になってから行った海外の大学は、自分でちゃんと考えてやっていかないと何もできない環境だったので、その分必死さが違いましたね。ただ、留学生としての学修だったので、ちゃんと現地の学生として学びたかったなというのはあります。
星槎大学は、通信制ということもあって、色々な形での参加ができるというのが面白いところだと思っています。例えば地方や海外からでもオンラインで学ぶことができるから、全国の地域の人たちと一緒に授業を受けることができるし、さまざまな年代の方もいるので、すごく刺激を受けながら学ぶこときるなというのを感じています。
通信制で学ぶコツは学修計画にあり!
教員免許状の取得にあたって、元々は、通学制の学校への進学も検討されていたそうですね。
さん
はい。北海道内で受講できる通信制大学がなかったので、通学制の短期大学を検討していました。ただ移動だけでも時間がすごくかかるんです。それでギリギリまで迷っていたところ、星槎大学で英語の課程ができることを友人から聞いて。オンラインで自宅から受講できるスクーリングがあるほか、札幌にもスクーリング会場があること、あとは中高英語1種免許状が取れることから、星槎大学に進学を決めました。
通信制の大学では、自身でのスケジュール管理をしていく、という大変な面もあると思います。すごく順調に学修を進められている印象ですが、何か学修計画の立て方などで工夫ししてる点はありますか。
さん
1日単位まではやっていないのですが、年間で計画を立てています。年度のはじめに、受講する科目に対して、どの日程でスクーリングを受けるか、そしてスクーリング予定に合わせていつまでにレポートを出すかという目標の日付を入れて計画表を作っています。
レポートなどは、大体どのくらいのペースで進めていますか。
さん
計画表では大体1週間にレポート1本ペースですね。仕事は週4日で夕方からの勤務なので、昼間の時間に作成することが多いですが、日中、こどもの用事などで埋まってしまう時は、夜な夜な書いたりすることもあります(笑)
計画では、1日2時間ペースで進めていく目標ですが、やはり突発的なこともでてくるので、計画通りにいかないことは日常茶飯事です。そういうこともあるんだと割り切って、全くやらない日もあれば、レポートが溜まってきてしまった時などは5〜8時間かけて一気にやるということもあります。
学修をしてみて特におもしろかった科目はありますか。
さん
普段から、英語に触れる機会の多い私にとっては、どの科目もおもしろかったのですが、英語で話せる科目はやはり楽しかったですね。あと、私は元々イギリスがすごく好きで、イギリス文学も好きなので「英語文学論」はすごくおもしろかったです。好きだということもあり、イギリスの文化や小説などは調べたり、読んだりそれなりにしてきたのですが、大学の先生たちはやっぱり知識量がすごいなと改めて感じました。先生たちはみんな個性豊かで、その分野に特化しているので、授業はとても楽しく受けることができました。
親子で前進。こどもとの時間が何よりのリフレッシュ方法
学修を始めたことでライフスタイルに変化はありましたか。
さん
今年からこどもが星槎もみじ中学校に進学したので、親子揃って星槎で学ぶことになりました。まず、これが一番の変化です。そして、こどもは最近になって将来の夢として「先生になりたい」という話をしてくれるようになりました。中学校に入って絵を描くようになったので、美術の先生や特別支援の先生に興味があるみたいです。
先生になりたいというのは、身近でお母様が学ばれているという影響もありそうですね。
さん
こどもからは「ママも星槎で勉強しているんだよね。」なんて言われたりするけど……。本当にちゃんとわかっているのかな(笑)姉が教員ということもあるので、身近というものはあるのかもしれないですね。
お忙しい中での学修、大変なことも多いと思いますが、リフレッシュ方法などありますか。
さん
こどもとの関わりですかね。昨年まではこどもが新体操をやっていたので、その遠征があったりで大変ながらも気持ちの切り替えができて楽しかったですね。リフレッシュ方法というと、普通はしたいことをして発散というイメージですが、私の場合は、こどもの行事に関わったり、おいしいものを一緒に食べに行ったり……。
改めて考えてみても、やっぱり「こども」との時間ですね。こどもと関わって、行動するということが良い気分転換になってると思います。
今後の夢や目標はありますか。
さん
今の生活を考えるとフルタイムで働くのは難しいかなと思うのですが、時間講師などで英語が教えられたらと思っています。実は星槎の教育方針にもすごく興味があるので、できれば星槎の学校で教えてみたいですね。来年度星槎国際高校で教育実習を行う予定もあるのですごく楽しみです。
あとは就労支援や発達支援の仕事にも興味があります。今後としては、どの現場でも、教育に関わるうえでは、その一人ひとりの特性を理解した人が携わる方がいいと思っているので、もし入れるなら大学院にも進学して特別支援関係の勉強も続けていきたいとも思っています。
「好き」を見つけるのが夢に近づく第一歩
最後に入学を検討している方へメッセージをお願いします。
さん
自分が好きなもの、楽しいと思えるものをぜひ見つけてほしいと思います。
夢を叶えるためには大変なこともきっとあるけれど、「好き」という気持ちがあるからこそ、苦労しながらでも目標に向かって頑張ろうという気持ちになれているのだと思っています。
だから、自分はこれだ!という分野を見つけてしっかり伸ばせるようにしてほしいです。星槎大学にはそれぞれの分野に長けていて、あなたの力を伸ばしてくれる先生がたくさんいますよ。