

子育てと学びを両立し、日本語教師として新たなキャリアを築く
村上美穂さん(40代 / 神奈川県)プロフィール
子育てと両立しながら、日本語教師養成コースを履修。通信制での学び方やコース履修の中で得た価値観などを語る。現在は日本語教師として勤務。
日本語教師養成コースでの学びについて
日本語教師を目指したきっかけは?

子どもを通じて、日本で生活する外国籍の方々と接する機会が増えました。生活の中での困りごとが多く、手紙の内容を説明したり、手続きをサポートしたりする中で、もっとしっかりと教える能力があればと感じるようになりました。
星槎大学はオンラインで学べる点、実習場所が電車通学範囲内で行える点、そして親身になって説明してくれたことが決め手となり、入学を決意しました。
星槎大学のよかったところは?

授業のクラスルームには、レポートの書き方の資料がしっかりと揃っており、参考にしながら書くことができました。マンツーマン指導員の先生や職員の方々も、質問や問い合わせにすぐに対応してくださり、非常に助かりました。
また、受講しなければ出会えなかった人たちに出会えたことが、何よりの財産です。今でも、当時同じ実習グループだったメンバーと定期的に同窓会を開いています。海外で働く方もいて、日本に帰国するタイミングで集まることもあります。
日本語教師になって
日本語教師として働き始めて驚いたことはありますか?

学生の皆さんが、答えを教え合うことがあると知り、驚きました。生活の中で困ったことを助け合うのは良いことですが、試験ではそれが許されないことを説明する必要がありました。また、時間厳守の感覚も国や文化によって異なるため、その重要性を伝えることも大切だと感じました。
私の授業を見ていたベテランの講師の方に、「どこで教わったの?」と驚かれたこともありました。大学では授業のテクニックまで教えないというイメージを持っていたようです。星槎大学の授業の中では、実践的な内容、例えば語彙のコントロールなどをくり返し練習します。
日本語教師のやりがいはどんなところですか?

様々な背景や目的を持つ学習者と出会えることが魅力です。日本語学習者の皆さんの頑張りや笑顔から、私自身も元気をもらい、また頑張ろうと思えます。
今後の目標はありますか?

もともと航空会社に勤務していた経験から、最近では航空業界を目指す学習者向けの履歴書や面接指導を行うことも増えてきました。
今後も業務の幅を広げ、日本語や日本文化を教えるだけでなく、キャリア支援もできる日本語教師を目指したいと考えています。