2026年4月より、新島学園短期大学との教育連携が開始

学校法人国際学園星槎大学と学校法人新島学園新島学園短期大学はこのたび、お互いの伝統と教学理念を尊重しつつ平等互恵の立場で、教育連携協定を締結することに合意いたしました。

本協定は、新島学園短期大学に在籍する学生が星槎大学共生科学部通信制課程に入学し、在学中から小学校教諭免許状および特別支援学校教諭免許状取得のための併修を可能にするものです。新島学園短期大学で取得できる幼稚園教諭免許状、保育士資格等と合わせて小学校教諭免許状や特別支援学校教諭免許状を取得することで、幼保小連携を意識して初等教育の現場で活躍できる人材の育成が期待できるとともに、多様な教育的ニーズを有する子どもへの理解も深めることができ、学生自身の進路選択の幅を広げることにつながります。

今回締結した教育連携の特長は、新島学園短期大学在学中から通信制課程での学修を並行して開始できる点にあり、短期大学卒業に合わせて複数の免許状取得を目指すことができます。短期大学での幼児教育に関する学びと同時に、小学校教諭免許状および特別支援学校教諭免許状に関する学修を進めることで、幼児期～児童期の子どもの発達イメージを深く理解できるほか、インクルーシブ教育の視点を備えた指導力の形成が期待されます。さらに、短期大学卒業後に大学へ編入学する場合と比べ、学修量の負担を分散し、学費の負担も分散させることが可能です。

新島学園短期大学でのアットホームできめ細やかな少人数制教育に加え、様々な地域から多世代、多職種が学ぶ本学においてスクーリング等の機会で協働的に学び進めることが多様な価値観を育み、将来様々な場面で活躍し続ける人材養成を期待できます。また、学生にとっては将来のキャリアアップへの可能性や仕事の選択肢がさらに広がることにつながります。
連携後は両校で協力し、社会で活躍できる人材の養成に取り組んでまいります。

■ 通信制⼤学と通学の場を持つ学校との連携が増加

星槎⼤学では、2004年の開学以来通信制⼤学の強みを活かした学びの提供に取り組み、他の学校との連携についても積極的に推進してきました。企業との連携、地域との連携のほか、今回のように、他の学校に通いながら、星槎⼤学において⼤学卒業資格や免許状取得を⽬指すニーズは年々⾼まっており、日本国内の連携校において、数多くの学生が星槎⼤学で学んでいます。

＜教育機関との連携に関する情報はこちら＞
https://seisa.ac.jp/relation/educational-institution/

左：新島学園短期大学髙山有紀学長
右：星槎大学西村哲雄学長

【学長コメント】

新島学園短期大学　髙山有紀学長
今回の協定締結により、本学学生の進路に新たな選択肢が加わることになりました。星槎大学で学ぶ多くの方たちの輪に加わり、「つながる」経験を得られるのは大いに価値あることと考えます。
両大学の力を合わせ、大切な一人ひとりの学生たちの挑戦を支えてまいります。そして共生社会の実現に向け、本学もその一端を担っていきたいと願っております。

星槎大学　西村哲雄学長
今回の新島学園短期大学との協定締結により、群馬県下で初めての教育連携校が誕生しました。今後両校で協力しながら学生を育てていくことを楽しみに思っています。
特に4年制大学においては、保育士、幼稚園教諭免許状、小学校教諭免許状を同時取得できる学校が増えていますが、短期大学卒業と同時に3資格を取得できることは学生の進路選択において大きくプラスにはたらくでしょう。
新島学園短期大学ではアットホームできめ細やかな教育を実践されていますが、本学の誰一人取り残さない教育と合わせ、自らの大学での学びを踏まえ子どもと真正面から向き合える教員を養成したいと考えています。

一覧に戻る