2025年4月より、日本文化大學との教育連携が開始

星槎大学（学校法人国際学園）と日本文化大學（学校法人柏樹書院）はこのたび、お互いの伝統と教学理念を尊重しつつ平等互恵の立場で、教育連携協定を締結することに合意いたしました。

本協定は、日本文化大學に在籍する学生が星槎大学共生科学部通信制課程に入学し、在学中から小学校教諭免許状等取得のための併修を行うことを可能にするものです。

この教育連携の特徴は、日本文化大學在学中から 通信制課程での学修を並行して開始できる点にあり、大学卒業後の選択肢の拡大が期待されます。また、日本文化大學で教員免許状を取得する学生にとっては、複数免許状を取得することが可能となり、教員としての指導力向上に寄与するとともに、キャリア選択の幅を広げることにもつながります。

■ 通信制⼤学と通学の場を持つ大学との連携が増加

星槎⼤学では、2004 年の開学以来通信制⼤学の強みを活かした学びの提供に取り組み、他の学校との連携についても積極的に進めてきました。企業との連携、地域との連携のほか、今回のように、他の学校に通いながら、星槎⼤学において教員免許状取得を⽬指すニーズは年々⾼まっており、日本国内の連携校において、多数の学生が星槎大学で学んでいます。

通信制大学での学修は孤独になりがちですが、ダブルスクールでの学修は在籍大学の学修環境と、同じ目的で共に学ぶ仲間がいること、在籍大学の教職員のサポートが強みになります。

今回の日本文化大學との教育連携では、教員免許状の取得を通して学生の将来の選択肢、活躍の幅が広がることが期待できます。本学が開講する、多様な児童・生徒への支援に関する内容を含む特色ある教員養成課程での学びを通じて、インクルーシブ教育の重要性を⼀⼈でも多くの学修者へ発信していきたいと考えております。

＜教育機関との連携に関する情報はこちら＞
https://seisa.ac.jp/relation/educational-institution/

【学長コメント】
日本文化大學　鎌原俊二学長
この度、星槎大学と「通信制課程科目等履修に関する協定」を締結することができ、大変喜ばしく思います。本協定により、本学学生は、中学校および高等学校教諭一種免許状のみならず小学校教諭一種免許状などを取得することができるようになります。一方、星槎大学共生科学部通信制課程の学生は、本学の施設を利用したスクーリングを受けることができるようになります。このような互恵的な関係を構築していくことによって、両大学がますます発展していくことを祈念しております。

星槎大学　西村哲雄学長
今回の協定締結によって日本文化大學の学生が在学中に、星槎大学で小学校や保健体育の教員免許状取得に向けた学修を進めることができるようになります。今後は日本文化大學の施設をお借りしたスクーリングの実施も検討しています。本学の教職課程の特色を活かし、また両大学で協力しながら、教育の現場で活躍できる人材を養成していきたいと考えています。

左：日本文化大學　鎌原俊二学長
右：星槎大学　西村哲雄学長